世路庵では、社員一人一人が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、柔軟な勤務スタイルを採用しています。
リモートワーク全盛の時代ですが、世路庵では「原則出社スタイル」を採用しています。現在所属しているメンバーは、基本的に毎日出社して仕事をしています。対面でのコミュニケーションとなりますので、困っていることや悩んでいることがあれば即座に相談できます。
これは、もともと現メンバーに未経験からの入社が多く、特に初期段階ではこまめなサポートが必要だったことに起因しています。
一方で、リモートワークを忌避しているか、というとまったくそうではありません。実際、リモートワーク制度自体は導入済みで、家庭の事情などで日によって在宅勤務を選ぶ社員もいます。今後は、スキルや希望に応じてフルリモートでの勤務形態を採用することも視野に入れていますので、お気軽にご相談ください。
世路庵では全社員を対象にフレックスタイム制を導入しており、コアタイム(10:00~15:00)以外は柔軟な勤務時間を設定可能です。ライフスタイルや業務状況に合わせて、以下のように調整しています。
真の課題解決に取り組むためには、チーム内だけでなくクライアントや外部パートナーも含めた多くのステークホルダーとのコミュニケーションが必要になります。非同期でスムーズにプロジェクトを進めていくために、ツールや仕組み作りを工夫しています。
※プロジェクトによって指定がある場合、別ツールを用いることもあります。
育児や介護などの事情に合わせて、時短勤務制度を利用できます。時短勤務でも通常の社員と同様の人事制度が適用され、キャリア形成に影響はありません。
フレックスタイム制を利用して、日中に一時的に離席して家庭の用事に対応することができます。また、午前のみ・午後のみといった子どもの学校行事や通院などに対応できる柔軟な有休取得も可能です。
本業に支障がない限り、社員の副業・兼業を認めています(事前に申請・許可が必要)。外部での経験を通じて得たスキルや知見を社内に還元することで、組織全体の成長につながると考えています。
柔軟な働き方ができることは、自分の好き勝手に働けるということではありません。課題解決に向けてチームで同じ方向を向いて取り組んでいくためには、世路庵のカルチャーや価値観にフィットするかが重要です。そのための核となる考え方をポリシーとして定めています。
職種に関わらず、世路庵メンバーの全員に求められるのが、徹底的な言語化です。我々の求めるゴールがクライアントの課題を真に解決することであるからこそ、取り組む施策が本当に課題解決に必要・有効なのか、を具体的な言葉で説明できなければなりません。オンラインや非同期でのやり取りが多い世路庵の現場では、重要スキルのうちの1つに位置づけています。
もちろん、言語化能力に自信のない方が入社しても問題ありません。業務の進捗や気づきを共有する日報の提出や、オウンドメディア「cho-men」の記事執筆などを通して、日常的にスキルを伸ばしやすい環境づくりをしています。
言語化能力とともに重要視しているのがロジカルシンキングです。日本語では「論理的思考」とも呼ばれ、物事を感覚的に捉えず、体系的に整理し、筋道を立てて考える思考法です。ウェブサイト、ウェブアプリを通してビジネス課題を解決するためには、数多くの事実や仮説の中からあらゆる可能性を検討し、単純な〇×では決められない決断を繰り返していく作業が必要になります。
コンサルタントだけでなく、デザイナーはなぜアイコンがその色なのか? エンジニアはなぜその変数名なのか? といった業務の細部に至るまでも、誰もが理由を説明できる状態を目指しています(もちろん毎度事細かに説明する必要があるわけではなく、説明できることが重要と考えています)。
世路庵では、エンジニアやデザイナーをマネージャーが管理する、というよくある体制を取っていません。メンバーはお互いを信頼し、高い自律性をもって今何をすべきかを自ら考えながら業務を管理・遂行しています。あらゆるタスクに対して、自分自身がオーナーであるという意識で仕事に取り組む姿勢が根付いています。この信頼関係が、私たちの柔軟な勤務スタイルの基盤となっています。
逆に言えば、事細かに指示がないと動けない、自分の考え・意見がない、といったセルフマネジメントができない場合、世路庵にフィットしにくいと言えます。
突然ですが、サッカーでこんな光景を見たことがありませんか? なんとなくパスは繋がっているけれど、ゴール前までボールをうまく運べずシュートすら打てない、といったもどかしい状況です。そんなとき、フォワード(相手ゴールに一番近く、得点を取ることが主な役割のポジション)はボールが来ることをただ待つのではなく、自ら先んじて動いてディフェンスの裏をつくことで、味方からのパスを引き出すことができます。
仕事でも、すべてが決まってから動き始めるのではなく、未確定事項がありつつも先んじて動くことで物事が決まっていく、ということがしばしばあります。このように先手を打って全体をリードしていく姿勢のことをフォワードムーブメントと呼び、大切なポリシーの1つとしています。